ブログ 2018年06月19日
先日学校歯科医を担当している小学校で4年生対象に歯科講話をしてきました。
歯を染めだしてどこが磨けていないか、当医院の衛生士さんのブラッシング指導も行ってきました。
染め出し用の錠剤を一斉に口に入れ噛み砕くと隣の友達と笑いながら歯を見せあい、急に賑やかになります。
濃く染めだされた部分のスケッチをさせ、ここからブラシの当て方や動きの大きさを指導していくのですが
「ベロの赤いのはどうするの?」 「ほっぺの赤いのはどうするの?」と質問があちこちから飛んできます。
さあ、ここからブラッシング指導。
衛生士さんが大きな口の模型と大きな歯ブラシで前歯の磨き方をデモしていきます。
「唇を上げて縦に磨いてね、こんなふうに。脇も忘れないでね」
「奥歯は永久歯が生えているかもしれないので一番奥は歯ブラシを立ててみてー」
シャカシャカ30人の歯ブラシの音は爽快です。
音と同時に動きが大きくなってきます。
「みんな消しゴムで字を消すとき大きく動かすと紙がクシャクシャにならない?小さく動かすと良く消えるでしょう?
歯ブラシもおんなじ、小さく動かすと汚れも落ちやすいよ。」
さすがお母さん衛生士さんです。上手い!
感想文を書きながらいつまでも鏡を見ている子、牛乳パックのうがいした水をこぼす子、赤鉛筆の芯を折る子・・・・
最後に
”磨いてきれいになったらこの時間を長く保って欲しい事”
”食べたら磨く事”
”夜は唾液が少なくなるので必ず磨いて寝る事”
というお話を2クラスしてきました。
みんな磨いているかなー。